月刊・デンタルニュース

(平成23年12月号)

日本では歯が生え始める乳幼児から中学生まで、ほぼ全員が1年に1度は歯科診療を受けています。ところが70歳以上の高齢者では、わずか11%程度。特に要介護者では、表現力に乏しく自覚症状が弱いため症状を訴えないことがよくあります。歯科診療の受診機会が少ない居宅要介護者では、しばしば口腔内の病気・問題点が見落とされがちになる傾向があります。言語障害など問診に困難を伴うこともありますが、口腔内を直接観察したり触診できることもあり、問題点を早期に発見できます。
そこでで今月は通院困難な方を対象とした『歯科診療(相談)』のご案内です。

1. 高齢者の診療率の伸びが顕著に

平成17年からの3年間について、歯科の受診率の伸びを年齢階級別にみると、小児では横ばい、若い成人層では減少傾向、35~74歳では横ばいでした。ところが75歳以上の高齢者では、下記のように顕著な増加傾向が見られました。



これは要介護保険実施後「口腔ケアの実施や噛めるようにすることがQOLの改善につながる」ということが広く認識され、介護施設を中心に要支援・要介護者に対して、歯科診療の実施機会を積極的に設けたことによるものと考えられます。当院では、居宅の要介護者への歯科診療(相談)も行っておりますので、お気軽にお申し込みください。

2. お申し込み及び実施手順

①お電話でお申し込みください。健診日時を調整・決定いたします。

②居宅または施設へお伺いして歯科診療を実施。どんなことでもお気軽にご相談ください。

③歯科検診結果を後日お渡ししますので悪い箇所が見つかった場合は、早期に治療することをおすすめします。

訪問歯科の可能な歯科医院がない場合は当院が訪問することも可能です。保険診療となりますので、お気軽にご相談下さい。

3.訪問診療(相談)

診療対象:通院が困難な方

場 所 :居宅、施設

実施期間:11月中旬から12月中旬まで

健診内容:問診及び口腔内診査等(お一人さま5~10分程度)

費 用 :お問い合わせください



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